エサもルアーも自由自在!冬の癒しカサゴ釣りで心温まるひと時を

冬になり寒くなるとターゲットとなる魚が減り、「寒いわ」「釣れないわ」で釣行回数がめっきり減ってしまいますよね。

釣りには行きたいけど釣れる魚が・・・と思っている人におすすめなのがカサゴ釣り。

サイズ的には満足できないかもしれませんがエサやルアーで簡単に釣れ、食べても美味しいカサゴは初心者にとってもおすすめの釣りになります。

寒い冬の癒しにカサゴ釣りに行かれてはいかがでしょうか?

楽しいひと時を過ごせると思いますよ。

カサゴを釣りに行こう

カサゴ釣りを始めたいと思っている初心者の方へ、カサゴの生態、釣り方、道具、ポイントなどカサゴ釣りの基本を解説してしていきます。

カサゴってどんな魚?

 

カサゴは北海道から沖縄まで、ほぼ全国に生息していて、カサゴという呼び方の他にガヤ、ガシラ、アラカブなど地域によっての呼び方がある最大30cmほどになる魚です。

岩礁域に多く生息していて、消波ブロック(テトラ)や岩の隙間など、障害物のある場所を好みます。

年中釣れる魚ですが、冬が旬と言われていて、刺身、唐揚げ、煮付けなど、食べてもとても美味しく、簡単に釣れ、道具にあまりお金が掛からないことからも、人気のある魚になります。

ただ成長速度が遅く、20cmに成長するには5~6年かかると言われ、寿命は10年ほどなので、小さい個体や抱卵個体は釣れてもリリースが推奨られています。

カサゴの釣り方

カサゴ釣りはエサで釣る方法とワームなどのルアーで釣る方法があります。

個人的には「エサ釣りの方が釣れるかな」と思いますが、ルアーでも良く釣れる魚なので、お好きな釣り方で釣れば良いと思いますが、エサを用意しなくて良いということで、ルアー釣りの方が手軽にできる気がします。

カサゴのエサ釣り

エサの青イソメやイカの切り身、魚の切り身を使った、穴釣りや胴付き仕掛け、ぶっ込み、浮き釣りなどで釣ります。

穴釣りでカサゴを釣る

穴釣りはブラクリなど根掛かりしにくい仕掛けを使い消波ブロック(テトラ)の隙間や岩の隙間にエサをそっと落とし釣る釣り方です。簡単な釣りですが、足場の悪い消波ブロックや岩の上での釣りなので危険を伴うため、初心者の人にはあまりおすすめはできない釣り方です。

胴付き仕掛けでカサゴを釣る

胴付き仕掛けを使った釣りは堤防や港の岸壁から真下に垂らすか少しだけ投げて釣る釣り方なので、初心者にもおすすめの釣り方です。

ぶっ込みでカサゴを釣る

ぶっ込み釣りはその名の通りエサをつけてぶっ込む投げ釣りです。初心者でも釣り易い釣り方ですが、カサゴは障害物の周りにいることが多いので、障害物がない場所に投げてもあまり釣れませんので、堤防や岸壁などで、胴付き仕掛けで釣った方が釣れるのでは?と個人的には思っています。

浮き釣りでカサゴを釣る

浮き釣りは、浮きを使った釣り方で、沈んだ消波ブロックや堤防の敷石の上を根掛かりなく狙える釣り方になります。個人的には一番釣れる釣り方だと思いますが、ウキ下からハリまでの長さが長過ぎれば根掛かりするし、短すぎればあまり釣れないので調整が必要です。この釣り方で消波ブロックの上から釣っている人を多く見かけるので一番人気の釣り方だと思いますが、堤防ならいざ知らず消波ブロックの上からの釣りは危険を伴いますし長い竿が必要なので初心者にはおすすめはできないかなと。

カサゴのルアー釣り

カサゴはメタルジグやプラグなどでも釣れますが、ジグヘッドリグやテキサスリグなどで、ワームを使った釣りが一番釣り易いく、おすすめな釣り方です。

ワームでカサゴを釣る

3インチくらいまでのワームを使ってジグヘッドリグやテキサスリグなどいろいろなリグで釣れますが、カサゴの生息域は障害物が多く根掛かりしやすい場所なので、根掛かりしにくいテキサスリグがおすすめで、慣れてきたらジグヘッドリグなどを使ってみるのも良いと思います。

プラグでカサゴを釣る

ミノーやシンペン、クランクベイトなどのルアーを沈んだ消波ブロックの上を泳がすようにトレースしカサゴを釣ります。リップが大きく根掛かりしにくいクランベイトがおすすめで、根魚用のクランクベイトも販売されていますが、やはりワームに比べ高価なため、プラグでカサゴを狙っている人はかなり少ないのではないかと思います。

メタルジグでカサゴを釣る

広範囲を探れるメタルジグ。底まで沈めシャカシャカ動かしフォールで食わせる釣り方が一般的です。欠点としては底まで落とし過ぎるとすぐ根掛かりしてしまうことです。初心者には少し難しいかもしれません。ただ岸壁際にメタルジグを落として上下にしゃくるだけでも釣れるので、岸壁際を狙った釣りならハードルは高くないと思います。

カサゴのポイント

消波ブロック帯(テトラ帯)やごろた場、岸壁の際などがカサゴのポイントになります。良く釣れるのはカサゴが隠れる場所の多い消波ブロック帯ですが、足場が悪く危険を伴いますので初心者には足場の良い岸壁際での釣りがおすすめです。どのポイントでもそうですが、釣れなかったらどんどん移動し魚を探すことが釣果アップのコツになります。

カサゴ釣りのまとめ

ライトタックルで気軽に楽しめるカサゴ釣り。

まずは足場の良い岸壁際で、エサ釣りなら胴付き仕掛け。ルアーならワームを使ってのカサゴ釣りがおすすめです。

釣って楽しく食べて美味しいカサゴ。寒い冬の癒しにカサゴ釣りに出掛けてみてはいかがでしょうか?